午後1時、環境省は指定廃棄物の最終処分場候補地の選定に係る、経緯の検証及び今後の方針について、
発表した。
検証の結果、
1、選定作業の実施や選定結果の共有にあたり、意思疎通が不十分であった。
2、候補地の提示にあたっての詳細な調査、専門的な評価の不足
3、各県の状況を踏まえた対応が不十分
などがあげられていた。
今後の方針として、
1、市町村行会議の開催を通じた共通理解の醸成
2、専門家による評価の実施
3、候補地の安全性に関する詳細調査の実施 とされている。
結局のところ、環境省も、「地元も理解と協力が得られなければ、処分場の設置は困難である。県や各市町村との
意見交換等を重視し、手順を踏んで着実に前進できるように全力で取り組む。」としており、
高萩市や矢板市のように、反対運動が活発化してしまうと、なかなか作れない。ということは理解している。
「選定を見直すことになった」という意味では、高く評価できると思う。
候補地となる地域の理解が得られるように、県内各市町村の間で、十分に話し合いを持っていただきたい。
ただし、このことによって高萩になる可能性が全くなくなるわけではなく、いろいろな調査したうえで
最終的にどうなるか・・・・というところである。
とりあえず、一歩前進。さあ、これからです。
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