2月24日本日、午前中に3月議会の運営委員会、午後に行財政特別委員会が開催されました。
3月議会の予定は 3月4日 開会
5,6日 一般質問
9日 議案質疑
18日 採決 となりました。
行財政健全化計画検討委員会では、報告書の案が出ました。要約です。
1、職員組合と市が結んだ協定に対し、議会が意見することは、違法、不法ではない。議会制民主主義に立つなら直近の議決を尊重すべき。
2、市の財政調整基金は、h23に4億4千万円残るから、給与カットしなくても支障はない。住宅公社の債務返済は、国の新たな法律により起債対象となり、利息に対し特別交付税措置が取られるので、市の財政負担は大きく軽減される見通しとなり、健全化計画は見直すこととなる。
3、h20の借入金残高は325億円。10年後は計画どおり事業を行っても、197億円となり、給与カットを廃止しても将来の子供たちに負担にはならない。
これに対して私が思うことは
1、職員の給与の問題について、支払い側である市と、受け取る側である職員が話し合って、市の財政を守るために良かれと思って決めたことを、自らは何も協力しない議会が「大丈夫!大丈夫!もらっときなよ!」というのではあまりにも無責任。自分の健康を守るために粗食にしている人に、「もっと食べろ!」と言ってもはた迷惑なのと同じではないか?
2、国の法律ははっきり決まったわけではない。喜ぶのはまだ早い。しかも、財政健全化計画がきちんとして、自治体そのものが頑張っている姿勢を見せなければ、国もホイホイお金は出さない。「がんばってるけど、大変なんだね。それじゃあ、ちょっと助けてあげるよ。」が当然でしょう。
3、197億円の借入金は、負担ではないのか?確かに325億円よりはいいが・・・
そして、この日の、報告書について私は、反対しましたが、賛成反対同数で、委員長決済となり、可決することになってしまいました。
コメントを残す