今日は、臨時議会がありました。内容は次のとおり・・
1、定額給付金について
国会で検討されているこの事業。景気後退による住民の不安に対処するため、住民への生活支援を行うとともに、合わせて住民に広く給付することにより地域の経済対策に資することを目的とする。
事業概要
1、給付対象者・給付額 H21.2.1において住民基本台帳記録者及び外国人登録原票登録者とし、
1人につき12,000円、ただし、65歳以上、18歳以下の者は20,000円を給付する。
高萩市での対象者は合計で32,698人、給付金額としては合計で495,528千円。
2、受給権者 原則として、その者の属する世帯の世帯主とする。平成21年2月1日の世帯数は、12,777世帯。
3、申請及び給付方法 原則として、郵送申請及び口座振込方式とする。ただし、窓口申請及び現金支給も可とする。
予算措置
1、定額給付金 499,128千円(未登録者に対応するため高萩市の対象者数、32,698人の約1%を加算した)
2、事務費 29,926千円
3、財源 国からの補助(10/10)
2、子育て支援応援特別手当の支給について
多子世帯の幼児教育期の子育ての負担に対し配慮する観点から、子育て応援特別手当を支給することにより、子育て家庭に対する生活安心の確保を図ることを目的とする。
事業概要
1、支給対象者・支給額 H21.2.1において住民基本台帳記録者及び外国人登録原票登録者であり、かつ小学校
就学前(平成14年4月2日から平成17年4月1日生まれ)であって、第二子以降の子に
対して1人につき36,000円を支給する。
高萩市での対象者数は417人、支給金額は15,012千円である。
3、申請及び給付方法 上記と同じ
予算措置
1、子育て支援特別手当 15,840千円
2、事務費 1,120千円
3、財 源 国からの補助(10/10)
どちらも、全会一致で承認されました。市議会の中には、共産党議員、民主党議員がいるが、反対者はいませんでした。国会の中では、民主党、共産党、社民党は「定額給付金」には反対の意を示しているのに対し、地方の各議員は反対していません。政治の中でのこのような状況は、非常に矛盾を感じるのですが・・??
3、高萩市における学校の適正配置について
―「高萩市のよりよい教育環境のあり方委員会」答申の概要
具体的には、児童数の推移から考え、君田小中学校の在り方について検討されている。
君田小学校は、平成21年度までは児童数12名であるが、22年度からは一桁になり、平成24年度から3名になる。このまま学校を存続させると、集団での行動、多様な考え方、コミュニケーション能力、人間関係の構築等、種々の面での学習環境の悪化が懸念されるため、松岡小学校との統合を提案されている。
君田中学校も、現在は11名であるが、平成25年には7名になる。集団での活動が出来ない、多様な意見や考えを吸収できないため視野や思考を拡大することが困難、運動能力の向上の時期でもある中学校時代に思い切った運動ができないなどの課題も多くなるため、松岡中学校との統合が提案されている。
この答申は、君田小中学校に関する件だけでしたが、最近、高萩市の中学生の学力が県内において非常に低いレベルにあるということを聞いています。そういったことを教育委員会としては、何とか改善することができないかという考えはないのか、「高萩市のより良い教育環境のあり方」を考える委員会ならば、そういった点に関しても検討すべきではないかと提案しました。3月議会の一般質問ではこの点に関して、問いただしていきたいと思っています。
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